日記「花ひらく人生」
2008年10月13日
秋、香りの季節。
秋。
空気が澄んで
香りも美味しくなる季節。
風が運んでくるさまざまな香りを
かぎ分けるのが楽しくてたまらなくなります。
夜、マンションの高層階まで立ち上ってくる金木犀の香り。
乾いた落ち葉の匂い、秋雨に濡れた樹皮の匂い。
通り過ぎるベビーカーの赤ちゃんの甘い香り。
赤ちゃんって、誰もがみんなよい香りがしますよね。
お日様のような、ミルクのような、果実のような。
ほっぺからも、つむじからも、涙からも汗からも、
健康的で温かな香りが立ち上ってきて思わず頬ずりしたくなります。
成長と共に失われてしまう貴重な香りです。
どんな香水よりも、フェロモンよりも、
「赤ちゃんの香り」をまとっている方が人に愛され、
可愛がられ、そして人を幸福にできると思うのですが。
この香りを再現できたらノーベル賞!
そう考えるのは香園だけでしょうか?
誰もがもって生まれたその人独自の香りをもっています。
気の合う人かどうかを一瞬で判断するのは直観力というより嗅覚だと、思います。
波長の合う人の体臭は気になりません。
好きだった人の香りが突然嫌いになることもあります。
生活習慣、思考や行動様式、体調によっても香りは変化します。
怒りっぽい人は熱した鉄のような。
神経が苛立つと青りんご。
内臓が疲れると胸に薔薇の香りの汗をかき、
風邪のひき始めはかすかに腐った卵。
過剰な薬の摂取をしている人の体臭は独特です。
心配ごとが多い人、感情のもつれが多い人は
湿ってカビっぽい土の香りがします。
これはあくまで香園の個人的な感じ方ですが。
自分なりの香りの判断基準をもっておくと
危険回避に役立ちます。
気の悪い場所は、かならず淀んだような悪臭がします。
危険な香りの男性には引き寄せられても
アブナイ匂いのする場所には近づいてはいけません。