日記「花ひらく人生」
2008年12月15日
空に月が上るとき。
先日の満月は
今年最大のものだったそうです。
ちょうど京都から西郊へと向かう電車の窓から
大きな月が上ってくるのを眺めていました。
いにしえの月の光に思いを馳せておりました。
ビルや車、信号がついた道路、街のネオン、
人工的な明かりなどなかった時代に
漆黒の山並みの向こうから
煌々と冴えわたる月が姿を見せたとき
ひとびとの胸の高鳴りはいかばかりだったでしょう。
月光に映し出される木々や草花、隣にたつ人の横顔が
どれほど美しく有難く感じられたことでしょう。
月もさることながら、ここ数日、星が見事な輝きを放っています。
あの星のように、輝き尽くして命をまっとうしたい。
自分がもって生まれたものを、そして人生で手にしたものを
すべて世界に明け渡して、空に帰っていきたい。
そんな思いが胸に広がっていきます。