日記「花ひらく人生」
2009年03月19日
<報告>ワラク・ワークショップ第19回
今回で19回目の開催となりましたが、毎回欠かさず
県外から参加下さる方、お友達を誘っていらっしゃる方、
また新しい顔ぶれも加わって常に新鮮な雰囲気です。
ご指導くださる前田比良聖先生も、この会を楽しみに
お忙しい中日程を調整くださって会が続いて参りました。
午前の雛の会は、アメリカを皮切りとした海外でのご指導、
ローマ道場や海外から指導を求めて来日される方々など
文化の違う人たちに教えることで先生ご自身が磨かれていったこと、
稽古にはけっして工夫を加えてはいけないが、伝え方には工夫が必要だと感じ、
さまざまな試みを重ねた上で、やはり、言葉よりも実際に動いて納得していただくのが
一番だと思い至った過程をお話になり、お言葉通り、実践中心のお稽古となりました。
細かなことにはこだわらず、まず、八力の螺旋運動を楽しく体感してほしいと、
6名の初心者の方々もスムーズに身体を動かしていらっしゃいました。
「八剱の会」という新名称に変わった午後の会は、本格的な稽古内容となり、
八力、八剱の型、それぞれの布留の型を全員で、繰り返し型を行っていきます。
さて、今回から「ワラクスピラーレ」と会の名称も新たに、スタート致しました。
スピラーレとはイタリア語で螺旋という意味ですが、
ローマでの稽古の際に、和良久の高い水火(イキ)の力に対し、
(和良久の螺旋は素晴らしい!)という感嘆の声が上がり、
誰からともなく「ワラクスピラーレ」と呼び始めたそうです。
遠く異国の地で熱心にお稽古くださる方々への敬意と喜びを込めて名づけられました。
ワラクスピラーレで用いる剱とは、70センチ程長さの丸棒、比較的軽量のパイン材で、
手付けを気にせず、螺旋を楽しみながら動いて頂けます。
とはいえ、お稽古は本格的ですから、みなさま真剣な表情で精一杯ついてこられました。
会を終えて頂いたアンケートには ぎっしりと丁寧に感想が綴られ、
「大変充実した内容で、ぜひ次回も参加したい」と弾むような満足感が伝わって参りました。
実技中心とはいえ、合間に語られる先生のお話も、深く心に響くメッセージでした。
武とはけっして戦闘の手段ではないこと、何のために稽古をするのかということを、
さまざまに表現を変えて伝えられました。
わたしたちの身体の中に刻まれている人類共有の遺産となる貴重な情報が、
稽古によって引き出され、神代の時代の記憶に遡ることができる。
それが必ず必要になるときがくるであろう。
心を静め落ち着いて行わないとこの技を行うことはできない。
お稽古を、心に良い栄養を与える心の食事の時間と考え、
闘わないことに専心する生き方を学ぶ喜びに触れていただきたい。
そんなお話で締めくくられました。
次回は4月5日(日曜日)表参道「ふくい南青山291」での開催です。
会の詳細はコチラからご覧ください
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