日記「花ひらく人生」
2009年05月20日
幸福は、追い求めても手に入らない。
「幸せになりたい」
そう願わない人は、いないはずです。おそらく。
人生とは幸福になる道を探して彷徨う旅のようなものかもしれません。
学生時代、こんなことを教えてくれた友人がいました。
カルト団体がキャンパス行う強引な勧誘が問題になっていた時代のお話です。
「ねぇ、ねぇ。しつこい勧誘を断る、よい方法知っている?」
???
「ああした人たちは、大抵、こう質問してくるのね。
あなたは幸せになりたくありませんか?
で、ね。こう答えると、絶句して二の句がつげなくなるの。
いいえ、わたしは幸せになりたくありません!!
切れ味の良い頭脳をもった皮肉屋さんの友人でした。
(人は皆幸せを求めている)という一般常識を根底から否定することで
しつこい相手をシャットアウトしたわけです。
淋しさや、不安、不満、誰もが抱えている心の隙間に「幸福」を餌に入り込んでくる手口も
(わたし、そんなもの必要としていないんです!)と毅然と否定する相手には通用しないようです。
幸せを求める心の旅路には、大きな落とし穴があります。
~・~・~・
『幸福の青い鳥を探して』
第1章:
幸福になれるという水晶のブレスを買ったら、これが本当にすごいのです。
翌日、目が覚めたら枕元に青い鳥が止まっていたのです。
そう、幸福の青い鳥です。
もう、嬉しくて、嬉しくて! とても可愛がって育てていました。
ところが。
水浴びをさせると、人工着色された青い染料がはげおちて、
姿を現したのはみずぼらしい灰色の鳥。
怒りがこみあげてきて、悔しくて、、かっとなって鳥を壁にたたきつけ、はっと気がつくと
息絶えてしまった鳥の姿に(なんてことをしてしまったの)と自己嫌悪。
悲しみが押し寄せてきて、絶望の涙にくれていました・・・・・・・
第2章;
しばらく落ち込んで立ち直れなかったのですが、よし、運気を変えよう!と決断して
友達に紹介してもらった占い師さんに相談したら、東南の方角に行くと良いといわれたので、
心も新たに、青い鳥と出会う旅にでかけました。
そこで、鳥を手に入れる方法を知っているという人に出会えたのです!
なんてラッキーなんでしょう!
第3章:
その方のアドバイス通り幸運を招くという財布を買ったら、これが本当にすごいのです。
(以下、同様)
~・~・~・
繰り返される終わりのない物語。
このスパイラルを脱出するには、どうしたらよいのでしょう?
そうですね。幸福を追いかける旅を止めるしかありません。
では、幸福をあきらめろということでしょうか?
幸福になることを拒絶して、不幸を求めればよいのですか?
いえ、そうではありません。
幸せを求める手立てを、やり方を変えてみればよいだけなんです。
追いかければ追いかけるほど、幸福は逃げていくものだと気がつけばよいのです。
気づく、ただ、それだけで、幸福目線に一歩、近づいているのです。
(続く・・・)
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