日記「花ひらく人生」
2009年10月15日
すべてを受け入れること。
連休をはさんだ数日、また信州の畑へ。
陽光はうららかで風は爽やか、畑仕事に最適の季節です。
秋は収穫のとき、実りの季節、
そして冬の訪れの前にして、
さまざまな支度作業が待っています。
大根を間引いて葱に土を寄せ、野沢菜の畑も忘れずに。
土の中で螺旋を描いて成長し続けている大根は
勢い余って地面から顔を出しています。
青くならないよう、スコップで土をかけてあげます。
先月植えた玉ねぎもニンニクも青々とした芽を伸ばし始めました。
冬に備えてたっぷりと陽の光を浴び、大地の下で滋養を蓄えている野菜たち。
明け方に降る雨が、またしっとりと潤いを植物に与え、
大地から養分を吸収するサポートをしてくれます。
早朝、濡れた畑にでてみると、昨日間引きをされてしなだれていた葉っぱが、
見違えるほど活き活きと輝いてすっくりと葉を広げています。
先日訪れた台風は、千曲川の流れに勢いを与え、
アルプスの山々の樹木にとっては恵みとなってくれました。
巡りめぐって訪れる季節のさまざまなできごとはみな
自然界の摂理に基づいたことばかり。
その仕組みの素晴らしさを思うと感動で身ぶるいするほどです。
これから訪れる冬の寒さも、生命の循環という大きな仕組みの中でとらえれば
かけがえのない価値ある時間なのです。
大地にうずもれ、黙々とひたすらに耐える中でこそ養われる力があるはずです。
麗しい秋の日差しの下言葉に尽くせない幸福を感じながら、迎え来る冬の寒さに思いを馳せて。
「すべてを受けれる」
幸福に生きる大切なヒントを、畑が教えてくれているように思います。
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