日記「花ひらく人生」
2010年02月02日
シンポジウム「ふるさと未来系」ご報告:その1
麗かな陽気に恵まれた1月30日土曜日。
<あたらしいふるさとを考える会>主催
第一回のシンポジウム「ふるさと未来系」が
表参道にて開催されました。
荒井裕司先生による「さくら国際高等学校」の
新しい学校の在り方についてのお話からスタート。
そして、建築という側面から学校創りに関わる
NPO地域再創生の新堀学さんへとバトンタッチ。
地元保育園児と一緒になって綱引きやリレーをする運動会、ラオスでのボランティア活動、
NPOスタッフの指導を受けながら野外教室となるデッキ作りに励む生徒たちの様子を
上田の四季折々の風景を交えスライドで流しながら、3年にわたる活動を振り返りました。
後半は、荒井先生と新堀さんによるパネルディスカッションです。
10年間使われないままになっていた木造校舎が持つ味わいに魅せられ、
「これがこのまま朽ちてしまうなんて残念だ」というシンプルな思いが
荒井先生の教育にかける志と情熱とに刺激を受け、校舎再創生のプランを提案した新堀さん。
ゆっくりと時間をかけて生徒、教員たちが一緒になって創造していくという
新堀さんのプランに深く感じるところがあって採択されたという荒井先生。
学校を核に地域を再創生していく、というお二人の思いが響きあって生まれ変わっていく校舎。
「お話を聞きながら、とても勇気をいただきました。
場所も形も違っても、大切なものを大切だと伝え続けていらっしゃる方に
出会えると言うことは、とても勇気づけられるものですね」
参加者のおひとりからはこんな感想を頂きました。
荒井先生から「学校の講堂でお葬式を」という構想が披露され、盛り上がる会場。
すでに2名の希望者が手を挙げているのだそうです。
さくらの卒業式には、毎年たくさんの方から参加希望の声が寄せられ
「どうしたら卒業式に招待してもらえるのですか?」と訊ねられるほどの人気。
最後の授業には来賓の方も同席し、卒業生以上に感動して涙を流されるのだとか。
わたしも式に出てみたい~という空気が会場に広がりました。
最後の質疑応答では、遠く鹿児島からお越しになった大学教員の方から、
(どうやったら学生たちの意欲を活性化できますか)と真摯な質問も出されました。
両氏から熱意あふれるアドバイスがひきだされ、学ぶところの多い会となりました。
信州や軽井沢など遠くからお越しの方も多く、閉会後も会話の輪が広がって、
実になごやかな会となりました。
ありがとうございました。
寄せられた感想には「励まされた」「勇気を頂いた」というものが多くありましたが、
今回のシンポジウムは<あたらしいふるさと>創造を思うわたしたちの、手づくりの会。
胸に抱いた思いは深いけれど、それぞれ手弁当で「できるだけ」のことしかなされず、
それにも関わらず、荒井先生をはじめとした方々のご協力を頂くことができて、
沢山の<お陰様で>の中でスタートをきったものです。
参加下さった方々の温かな賛同の心に勇気づけられたのは、むしろ主催者の方でありました。
人と人との思いが響きあうことの幸せを感じた一日でした。
・・・・シンポジウム報告、続きます。
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